皆さんこんにちは。
熊本県熊本市を拠点に、県内で浄化槽の設置工事や保守点検を行っている株式会社東和です。
「浄化槽工事って、実際にどんな作業をするのだろう」「未経験でも関われるのだろうか」と疑問に思う方も多いでしょう。浄化槽工事は、家庭や施設の下水を浄化する装置を設置・点検・維持管理する仕事です。最初は現場での補助作業や工具の準備、資材運搬といった基本的な業務から始められるため、専門知識がなくても少しずつ学ぶことができます。慣れてくると配管の接続や設置作業の補助、定期点検のサポートなど、より専門的な業務に挑戦でき、浄化槽設備士の資格取得も目指せます。業界全体は安定した需要があり、地域の生活環境を守る大切な仕事です。
この記事では、浄化槽工事の基本的な仕事内容から、未経験でも関われる作業の流れ、資格取得や将来のキャリアパスまでをわかりやすく解説します。浄化槽工事の仕事について知りたい方や、安定した需要のある業界に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
■浄化槽工事とは?
浄化槽工事は、家庭や施設で使用される汚水を安全に処理するための設備を設置・維持する工事です。浄化槽は下水道が整備されていない地域で、トイレや台所の汚水を処理するために必要な装置で、浄化槽法という法律に基づき設置や管理が義務付けられています。
浄化槽のサイズや種類は、設置場所や処理対象の人数によって異なり、設置工事では適切なサイズを選び、建設業法や管工事業、建築工事業、土木工事業の規定に沿った施工が求められます。工事の際には、設置届出書や添付書類を都道府県知事や管轄の窓口に提出する必要があります。
浄化槽は汚水を微生物の力で分解・処理する設備で、家庭のトイレや台所から出る排水を安全に処理できます。浄化槽法は、この浄化槽の設置、管理、点検のルールを定めており、法に沿った届出や登録、点検記録の作成が必要です。
■浄化槽設置工事の仕事内容
浄化槽設置工事は、まず現地の調査から始まります。設置場所の土質や周囲の状況を確認し、浄化槽のサイズや種類を決定します。工事を行うには建設業の許可や届出が必要で、管轄の窓口に書類を提出する手続きも重要です。現地調査に基づいて設計図を作成し、設置に必要な資材や施工計画を整えます。
・現地調査から設置までの流れ
現地調査では土地の傾斜や排水経路、設置可能なスペースを確認します。その後、土木工事や基礎工事を行い、浄化槽本体を設置します。設置後には配管接続や処理能力の確認も行い、正常に機能するか検査します。
・現場での安全管理と注意点
作業中は土木工事に伴う危険があるため、安全帽や保護具の着用が必須です。また、浄化槽のサイズや設置場所に応じて安全距離を確保し、施工中の近隣への配慮も求められます。
■浄化槽の点検・維持管理業務
浄化槽は設置して終わりではなく、定期的な点検と維持管理が必要です。これにより、汚水の処理能力を維持し、周囲の環境や衛生面への影響を防ぎます。浄化槽法では、管理者が点検や清掃を適切に行うことが義務付けられています。点検業務は、浄化槽設備士や専門の業者が担当し、日常点検から法定点検まで幅広く行います。
日常点検の内容と手順
日常点検では、汚水の水位や水質の確認、ポンプやモーターの異常の有無をチェックします。異常があれば早期に対応することで、大規模な故障や悪臭の発生を防ぐことができます。
・法定点検と記録の義務
法定点検は法律で定められた頻度で実施され、点検結果は記録として保存する必要があります。記録には、点検日、作業内容、処理状況、設備の状態などを正確に記載し、管轄の窓口に提出することがあります。
・維持管理業務の重要性
定期的な清掃や部品交換を行うことで、浄化槽の処理能力を長期間維持できます。適切な維持管理は、環境保全だけでなく、利用者の安全・衛生にも直結する重要な業務です。
■浄化槽工事のやりがいと魅力
浄化槽工事の仕事は、単に設備を設置するだけでなく、地域の環境保全に直接貢献できる点が大きな魅力です。適切な浄化槽の設置や維持管理によって、汚水の処理が確実に行われ、周囲の水質や生活環境を守ることができます。自分の手がけた工事が地域の安全と衛生を支えている実感は、日々の業務の中で大きなやりがいにつながります。
・地域の環境保全に貢献できる
浄化槽を正しく設置・維持することで、下水道の整備が十分でない地域でも清潔な水環境を保てます。この仕事を通じて、地域の生活環境や自然の保全に寄与できることは、他の工事では得にくい特別な満足感があります。
・チームワークと達成感
浄化槽工事は一人で行う作業ではなく、施工計画や設置、点検までチームで進める必要があります。現場での協力や情報共有を通じてスムーズに工事を完了させたときの達成感は、仕事の大きな魅力の一つです。チームで目標を達成する経験は、職人としての成長にもつながります。
■浄化槽業界の将来性とキャリアパス
浄化槽業界は、下水道が整備されていない地域や住宅の新設・改修で安定した需要があります。地域の生活環境を守る重要な役割を担うため、長期的に求められる職種です。将来的にも環境保全や衛生管理の観点から仕事の価値は高く、安定したキャリアを築くことが可能です。
・安定した需要が続く理由
浄化槽は都市部だけでなく地方でも必要とされ、公共工事や民間工事の両方で需要があります。また、浄化槽法による点検や維持管理の義務があるため、施工後も定期的な業務が発生し、仕事の安定性が高い点が特徴です。
・資格取得やスキルアップの道
浄化槽設備士の資格取得は、専門知識と技能を証明する手段です。資格を持つことで点検や設置の業務範囲が広がり、技術力の向上や業務の幅を広げることにつながります。さらに、建設業法に関わる書類や届出の作成もスムーズに行えるようになります。
・施工管理
経験を積むと、施工管理として現場全体を監督する役割や工程管理に携わることができます。施工管理は単に工事の進行を確認するだけでなく、職人や協力会社との連携、安全管理、スケジュール調整など多岐にわたる業務を担います。そのため、現場を円滑に動かすためのマネジメント力やコミュニケーション能力も自然と身につけることができます。
さらに、浄化槽工事に関する専門知識や資格を活かすことで、技術職から管理職へとステップアップする道も開かれています。将来的には複数の現場を同時に統括するポジションを任されるなど、責任の大きな仕事に挑戦することも可能です。こうした経験は業界内での評価にも直結し、安定したキャリア形成につながります。施工管理は長期的にキャリアを築きたい方にとって、大きな可能性を秘めた役割といえるでしょう。
■まとめ
浄化槽工事の仕事は、専門的な知識や資格が必要な業務もありますが、未経験からでも挑戦できる環境が整っています。現場での作業や補助業務を通じて実務経験を積み、浄化槽設備士などの資格取得を目指すことで、スキルアップが可能です。業界全体の需要は安定しており、設置や点検、維持管理といった業務は地域社会の生活環境を守る重要な役割を果たします。また、施工管理や独立開業といったキャリアの幅も広く、自分の成長や将来の選択肢を広げられる仕事です。未経験者でも学びながら実践できる環境があり、長く安心して働ける点が浄化槽工事業界の大きな魅力です。
■東和では浄化槽設置の作業スタッフを募集しています!
株式会社東和は熊本を拠点に、浄化槽設置工事を中心とした事業を展開し、創業から50年にわたり地域の生活環境を守り続けてきました。浄化槽は暮らしに欠かせない排水処理を担う重要な設備です。私たちは設置・点検・維持管理を通じて、安心できる住環境づくりに貢献しています。長年の経験と安定した受注基盤、そして確かな技術力が、私たちの大きな強みです。
当社の特徴は「未経験からでも成長できる環境」が整っていること。入社後は先輩スタッフが現場で丁寧に指導し、基礎から学べる体制を用意しています。さらに、国家資格「浄化槽設備士」をはじめとした資格取得にかかる費用は会社が全額負担。資格取得後は毎月手当が支給されるため、努力がしっかり給与に反映される仕組みです。未経験から一歩ずつスキルを積み上げ、専門性の高いキャリアを築くことができます。
働きやすさも東和の魅力です。年間休日は110日、有給休暇取得率は100%。残業は月10〜20時間程度で、休日出勤や夜間作業はほとんどありません。プライベートと仕事の両立を大切にできる環境です。さらに、家族手当や退職金制度、確定給付企業年金制度を完備しており、将来にわたって安心して働けます。入社祝い金として20万円を支給する制度もあり、新しい生活のスタートをしっかり応援しています。
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